壁画完成図

里の駅アグリン館 壁画完成図

ドイツから招いた2人のアーティスト、ヴィヴィアン・ゲルナルトさん、マルテ・キースリングさんが作製したホール外壁のフレスコ画には、グリム童話の白雪姫や7人の小人らが、寄居町の里山をイメージした背景の中に生き生きと描かれています。壁画は大きく4つの場面から構成され、施設駐車場より「歓迎」、「収穫」、「搬入」、「食卓」と、本施設の目的に合わせた1つの物語を伝えています。

壁画のストーリー

里の駅アグリン館 壁画 シーン全体図
里の駅アグリン館 壁画 シーン1 歓迎 里の駅アグリン館 壁画 シーン1 歓迎

正面入口及び来客駐車場から見える位置に、来場者を歓迎するように白雪姫と小人が描かれています。

里の駅アグリン館 壁画 シーン2 収穫 里の駅アグリン館 壁画 シーン2 収穫

白雪姫の物語に登場する果物と言えばリンゴですが、北限のみかん産地として知られる寄居町の壁画には、小人たちがみかんを収穫する様子が描かれました。

里の駅アグリン館 壁画 シーン3 搬入 里の駅アグリン館 壁画 シーン3 搬入

白雪姫に迎えられた小人たちは、寄居の名産品の原料となる、収穫したみかんを農産物加工施設へ運び入れています。

里の駅アグリン館 壁画 シーン4 食卓 里の駅アグリン館 壁画 シーン4 食卓

施設内で調理された料理やジュースなどの加工品の並ぶ食卓を囲み、楽しむ小人たち。壁画付近にはテラスがあり、また正面は子供が遊べる芝生の広場があります。

アーティストの紹介

里の駅アグリン館 壁画作者 マルケ キースリング氏

撮影:南部素子(寄居町在住)

里の駅アグリン館 壁画作者 マルケ キースリング氏

1981 年ドイツ ケールハイム生まれ。
ドイツ ベルリン在住
ハンブルク(ドイツ)、アイスランドで美術を学ぶ。アーティストグループ「グローバル・エイリアン」で活動する他、AIR(アーティスト・イン・レジデンス)プログラム参加経験多数。
東京・ニューヨーク(アメリカ) 他、国内外で活動を展開している。

里の駅アグリン館 壁画作者 マルケ ヴィヴィアンゲルナト氏

撮影:南部素子(寄居町在住)

里の駅アグリン館 壁画作者 マルケ ヴィヴィアンゲルナト氏

1976 年 ドイツ ミュンヘン生まれ
ドイツ ハンブルク在住
ハンブルク(ドイツ)、ベルギーにて美術を学ぶ。以降、ベルリン(ドイツ)やダマスカス(シリア)など、ドイツ国内外において制作・発表活動を展開している。
現在では、母校であるハンブルク美術大学において教鞭も執っている。

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